男性売り子ならではメリット

 

男性の皆さんが観客として球場い足を運んだと仮定して考えて頂きたいのですが、どうせ同じビールを買うなら女性の売り子さん(それもかわいい・または美人の)に注いでもらいたい、と思うのではないでしょうか?
正直私もそう思います。
おそらくこの意見が多数派を占めることでしょう。

 

そして野球場のお客さんはやはり男性のほうが多いです。
実際に売り子の中でも、いわゆる稼ぎ頭は常に女性の方だった覚えがあります。
私を含めた男性売り子は軒並み二番手以下に甘んじていました(とはいえ前述の通り、売上が良ければ充分な額は稼げるわけですが)。

 

ただ中には、ビールを売ってもらうだけでなく、そのついでに野球のルールが分かりそうな男性の売り子スタッフと雑談がてら一言二言話をしたいとおぼしきお客さんもいて、野球談義に花が咲き楽しいひと時を過ごすこともありました。
私が当時不調だったある選手について「この前ホームランを打ちましたし復調しますよ」と前向きな意見を言うと「詳しいね」と褒められ、二杯目のビールを買う時に「さっきの君、もう一杯お願いするよ」と指名されたこともありました。
いわゆるリピーターがついた状態で、一期一会の出会いでささやかながら嬉しかったのを鮮明に覚えています。

 

今でこそ「カープ女子」など女性の野球ファンが世間に認知されていますが、私が働いていた当時は「男のほうが野球に詳しい」という風潮が強く、その点は男性売り子であることの強みです!