売り子のお仕事で大変なこと【男性編】

 

売り子として働いてつらい/大変と思ったことはとにかく肉体的にハードな重労働であることです。
背中に背負ったビールのタンクは10キロを優に超えることもあります。
その状態で広い球場を歩き回るのですから、いかに大変か想像できると思います。

 

それに加えて、野球場はすり鉢状になっているので階段などの段差が多いです。
またお客さんが足元に荷物などを置いているため、常に周囲に気を配らなければいけません。
気分的には山登りをしているような感覚に似ていました。
あるいは今思うとそれ以上に、体力と神経を使っていたかもしれません...。

 

試合を観戦しているお客さんの邪魔になってしまうのも避けなければいけません。
私の体にさえぎられて、ある選手のタイムリーヒットを打った瞬間が見えなかったと中年の男性に指摘された経験が一度だけあります。
お客さんの立場もわかるので、不可抗力だったとはいえ申し訳なかったの一言に尽きます。
個人的な見解ですが、熱狂的なファンを持つ甲子園のビール売り子バイトをしている方はもっときつい声を浴びせられているのでは!?と思ってしまいます...。
あと球場の環境面だとQVCマリンの売り子バイトは気候が大変ですよね...。

 

もう一つ大変だったのは、とにかく大声を出さなければいけない点でした。
なにしろ球場は常に騒がしいと言っても過言ではないので、生半可な声量では周囲の音にかき消されてしまいます。
そもそもラッパで応援歌が高らかに演奏されている時や、球場が大声援に包まれている状態では、売り子一人がどんなに大声を上げても満足に通りません。
イニングの合間など球場が静まり返っているタイミングを見計らって「ビールいかがですかー!」などと声を出すテクニックが要求されます。